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専攻について

概要

20世紀後半におけるICT環境の急速な発展に伴い、知識や情報をめぐって社会は大きく変容しています。 人々はインターネットをはじめとする多様なメディアがもたらす情報の大海に置かれ、情報化社会を享受しています。 しかし、その反面では、従来の法制度や技術ではもはや充分に対応できない新規で重要な諸問題が次々に生起しています。 たとえば、以下のようなものが挙げられます。

-情報社会の進展が進むと、真に必要な情報を得ることが、ときにかえって困難となること

-新しい情報媒体上では、ときに来歴や真正性、正確さ、著作権の取り扱い等が不分明な情報が氾濫していること

-年金資料や外交文書の不適切な管理、食品偽装、裁判資料の改竄などが社会問題となり、組織の健全な運営・経営について疑念が高まっていること

このような状況において、緊急の課題として浮かび上がっているのが、知や情報の適切な管理とアクセスの保証です。 創造性豊かな活動を展開するためには、知や情報を適切に入手する必要がありますが、その基盤となるのが信頼できる流通、管理、そして活用のシステムです。 また、公行政、民間企業を問わず、組織の有効な運営戦略のためには、ステークホルダーや市民に対するコンプライアンス、および情報公開と、これを可能とする適切な文書記録管理が不可欠です。

本専攻では、問題の複合的な性格に対応して、人文科学、社会科学、学習科学、情報学などから学際的にアプローチし、実践的な課題に現場で応えることができる高度な専門人材を育成します。

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